残業学

 

 

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? (光文社新書)

 

 

 

 ▷長時間労働には2つのリスク

  ・「健康リスク」・「学びのリスク」

 ▷日本で残業文化が根付いた背景

  ⇒日本の職場における「時間の無限性」と「仕事の無限性」

 ▷長時間労働に「幸福感」を抱き残業を続けてしまう

  =「残業麻痺」

   ⇐2つの要因

    ▷「組織の要因」・「キャリアの要因」

 ▷大人の学びには、(1)少し難しい仕事への背伸び、(2)過去の行動の振り返り、(3)信頼できる他者からの

  フィードバックという「3つの原理」が必要とされる

 ▷残業は「集中」し、「感染」し、「遺伝」する

  ▷仕事は、仕事のできる人に集中する

  ▷残業への影響度が一番高い要因は「周りの人がまだ働いていると帰りにくい雰囲気」

  ▷長時間労働の雇用慣行は、前の世代の上司から現在の部下へと受け継がれていく

   ⇒残業は個人の能力不足が原因ではなく、職場雰囲気や人間関係の中で生まれている

 ▷企業の残業削減施策の失敗理由

  ▷1「施策のコピペ」の落とし穴 2「鶴の一声」の落とし穴 3「御触書モデル」の落とし穴

 ▷施策の効果は、導入後1カ月で最も薄まり、その後上昇することがわかっている。

  この「1カ月」の谷を越えて施策を継続させることが重要